
きらめくストアスタッフのナオです!
北海道は冬真っ盛りですが、寒い日にはついつい甘いものが食べたくなりますよね。
今回は、洞爺湖温泉街で創業80年の老舗の菓子舗「岡田屋」さんの、どら焼きの中に生キャラメルが入った新感覚の商品をご紹介します!

<今回お話を伺った人>

岡田代表
温泉街の老舗菓子舗「岡田屋」の3代目社長。
<きらめくストア スタッフ>

ナオ
スイーツを選ぶときはついつい定番に手を伸ばしがち。

「岡田屋」さんは、ロングセラー商品の「白いおしるこ」をはじめ、羊かんや甘酒などをラインナップされていますが、このどら焼きの中に生キャラメルが入った「ドラキャラ」はいつ頃から販売されているのでしょうか?

今から15年ほど前の生キャラメルブームの時に、生キャラメルを使った商品を卸していた時期がありました。
そこから時を経て、2023年の5月に「岡田屋」の商品として世に出しました。

たしかに生キャラメルが爆発的に流行した時期がありましたね!
そこからかなり月日が経っていますが、どのようなきっかけで商品化されたのでしょうか?

2022年の秋に他社のプライベート商品として限定提供したところ、思いのほか大好評だったため、「岡田屋」の定番商品として通常販売しよう!という流れになりました。


最初は生キャラメルのブームも去っていて自信がなかったのですが、その後の球団イベントなどに卸した際にも好評だったため、これから「岡田屋」の新たな目玉商品になればと考えております。

ブームに左右されない商品力が食べた人の心を掴み、その反響を受けて満を持しての商品化だったのですね!

ありがたいことに道外からも取材に来ていただくことがありますが、「ドラキャラ」について取材されたのはきらめくストアが初めてです。
目をつけていただきありがとうございます!
せっかくですので、「ドラキャラ」を作る様子を見ていってください。
まずはどら焼きの生地づくりから。こちらの焼き器はお煎餅の焼き器を改良して使っています。



全て機械で製造するのではなく、生地のふんわり感を保つためにも、1枚1枚、人の手で丁寧に焼き上げています。
その分、1日に作ることのできる数には限りが出ますが、手作りであることを大切にしています。


職人さんの丁寧できめ細かい作業が伝わってきます…!


次にあらかじめ作っておいた生キャラメルを生地に乗せていき、さらに生地でサンドしていきます。
この生キャラメルは私が手作業で作っています!


岡田社長自家製の生キャラメルなのですね!
ちなみに今更ですが、「ドラキャラ」のネーミングは社長が決めたのですか?

「どら焼き生キャラメル」を言いやすいように縮めていったら自然と「ドラキャラ」と呼んでいました。
子供からご高齢の方まで、皆さんに覚えてもらえればと思っております。



「ドラキャラ」を作るご様子、堪能させていただきました!
今度は、商品づくりに対する岡田社長の想いやこだわりを是非聞かせてください。

洞爺湖温泉街は観光地ですので、単に製造者として振る舞うのではなく、この街を訪れてくれた方の心に残るような商品づくり・お店づくりを目指しています。

(これには社長も思わずにっこりでした^^)

「ドラキャラ」が洞爺湖温泉街の印象的なお菓子として、旅の思い出に残り続けてくれればうれしいですし、洞爺湖温泉街に来たことない方にとっても、この地に思いを馳せていただくきっかけになればと思っています。


また、洞爺湖温泉小学校の生徒さんに毎年見学で来ていただいてますが、地元の子供たちが大人になってもこの街を好きでいてほしい、そんな気持ちで商品づくり・お店づくりをしています。

「岡田屋」さんのことだけではなく、洞爺湖町全体の賑わいにつながればとの想いで取り組まれているのですね。
観光客の方ももちろんですし、見学に来た子供たちの心にも「岡田屋」さんで得た体験はずっと残ると思いました。
岡田社長、本日は取材から見学まで、ありがとうございました!


「ドラキャラ」は、冷えたまま食べても、少し温めてキャラメルをほんのり柔らかくして食べても本当に美味しく、最高の感動を味わえます。
今までありそうでなかった(!?)生キャラメル入りどら焼きとの新たな出会いを、たくさんの人に体感いただけると嬉しいです!