
YORISUGURI編集室のリサです。今回は、清水町の十勝千年の森にある「キサラファーム チーズ工房」さんにお伺いしました!「キサラファーム」さんはとても希少なヤギのチーズをはじめとした様々なチーズを販売しています!

<今回お話を伺った人>

齋藤社長
ヤギのお父さん。ヤギを愛しヤギに愛されている。
<きらめくストア スタッフ>

リサ
大のチーズ好き。ヤギチーズ初心者。

本日はよろしくお願いいたします!キサラファームさんでは、ヤギのチーズをはじめとした様々なチーズをつくっていると伺いました!キサラファームさんのヤギチーズはどのような想いで製造されていますか?

ヤギのナチュラルチーズを食べたことのない人にも、手に取ってもらえるようなチーズをつくりたいとの想いで、チーズづくりをしています。

そうなんですね!実は以前、海外のヤギチーズを食べたことがあるのですが、独特な臭みからヤギチーズに苦手意識をもっていましたが、キサラファームのヤギチーズは独特の臭みが無いと感じました。どうして、キサラファームさんのヤギのチーズには臭みが無いのでしょうか。

まず、ヤギの飼育環境が非常に重要です。キサラファームでは、ヤギたちがストレスなく健康に育つように、広大な牧草地で放牧されています。

たしかに、ヤギたちは広大な土地でのびのびとしているように見えます!牧草地はどれくらいの広さがあるのでしょうか?

牧草地は6ヘクタール程あります。元々は放牧にはしていなかったのですが、ヤギの餌である牧草ロールが不足した際に、周辺一帯の草を食べるよう放牧にしたところ、ヤギの乳が張り、味が格段に美味しくなりました。同時に病気やストレスも減ったことから、安全面や影響を精査したうえで、ヤギの完全昼夜放牧を開始しました。



他にヤギのチーズ作りへのこだわりはありますか?

飼育方法の他にはヤギのミルクを絞る環境にも気を使っています。ヤギのミルクは匂いが移りやすいので、常に綺麗な環境を保つよう、ヤギ舎の掃除を徹底しています。

そうなんですね!ヤギ舎に入った時、全く匂いを感じませんでした!風通しも良いので心地がよいですね!


ヤギのチーズはとても希少です!

ヤギのチーズのつくり方に特徴はありますか?

キサラファームでは牛乳を使ったチーズもつくっていますが、チーズのつくり方は基本的に同じです。ただ、ヤギのチーズは牛乳のチーズよりも温度管理が難しいと感じています。1℃温度が高いだけでもチーズが硬くなってしまうので、温度管理には気を使います。


温度でチーズの硬さが変わるのですね!

一度そうです。また、ヤギのミルクも牛乳も季節によって、脂肪分や味わいが変化します。そのため、その時々のミルクにあわせて材料の量も変える等、試行錯誤しながらチーズをつくっています。また、その時々のミルクにあわせてチーズをつくるため、チーズ作りは手作業にこだわり、手の感覚を大事にしています。

キサラファームさんのチーズの美味しさの秘訣がわかりました。ありがとうございました!


ヤギチーズをいただきましたが、食感は柔らかく、口当たりがとても良いです!そして、臭みが無く、繊細で爽やかな味わいに感動しました!爽やかな味わいのため、白ワインやロゼワインとあわせていただくのがおすすめです!
私は濃厚な牛乳のチーズも大好きですが、やぎチーズはほろほろとしたくちどけや、さっぱりとした味わいがとても美味しいです。くどさが無く、いくらでも食べられるため、食べ過ぎには注意したいと思います(笑)

こちらはクリームチーズに胡椒をまぜ、モッツァレラチーズで包んだ創作チーズです!