【コーヒーの世界へようこそ】珈琲のプロにお気に入りの一杯の淹れ方を聞いてみた|札幌市 いわい珈琲

ナオ
ナオ

ほっかいどうYORISUGURI編集長のナオです!

いきなりですが、「YORISUGURI編集室」も、気づけば連載から1年半近く経ちました。
季節特集も含めると実に40本を超える連載数となり、読者の皆さまの支えでエネモールの人気コラムとなりました。いつもご愛読いただき、本当にありがとうございます!

今回は原点回帰!ということで、2023年3月に掲載した記念すべき1回目のコラムの続編として、札幌市あいの里にお店を構える「いわい珈琲」さんからお送りします!

ナオ
ナオ

前回は「コーヒーの選び方」でしたので、今回は「コーヒーの淹れ方」について聞いてきました。コーヒーを飲む方にはもちろん、普段飲まない方もついつい実践したくなるような内容ですので、是非ご期待ください!

あいかわらず素敵な店内です…!

岩井代表
「いわい珈琲」のオーナー(あいの里店は2004年オープン)。コーヒーは少し薄めが好み。

ナオ
コーヒーはほぼ毎日飲むが、まだ美味しい淹れ方がわかっていない。

ナオ
ナオ

今回は「コーヒーの淹れ方編」ということで、よろしくお願いしまします!

岩井代表
岩井代表

よろしくお願いします。

ナオ
ナオ

私も休日、コーヒーを自分で淹れるのですが、毎回味が不安定で困っています。。
早速ですが、上手に淹れるポイントを教えてください!

岩井代表
岩井代表

まず大事なキーワードは「きちんとはかる」です。

いつもは目分量で粉を入れている筆者、いきなり目からウロコです…!
ナオ
ナオ

コーヒーの量、注ぐお湯の量をはかって淹れるということですか?

岩井代表
岩井代表

そうです。家にあるはかりで、きちんと量をはかって淹れることがとても大切です。毎回一定の量で決めておけば、コーヒー豆やお湯を注ぐ回数を変えた際に、その変化に気づくことができます。

ロジカルに淹れることが上手に楽しむ秘訣のようです!
ナオ
ナオ

量の条件を毎回そろえることで、その他の条件を変更した時に敏感に気づけるということですね!量の目安を教えてください。

岩井代表
岩井代表

コーヒー粉の量の15倍のお湯を注ぐというのが一つの基準になります。例えば粉の量が20gであれば、注ぐお湯の量を300gにするといった形です。ただ、あくまで基準ですので、これにしばられずに、自分が好みの割合を探って決めておくのが良いと思います。

ナオ
ナオ

とても勉強になります!お湯を注ぐ際のポイントはありますか?

岩井代表
岩井代表

沸騰したての状態で注がないことですね。高温であればあるほど味が強く出るのですが、100℃付近だと強く出過ぎて味が荒れるので、一度グラスサーバーやカップにお湯を注いでポットに戻してあげると、91~92℃位まで落ち着き、ちょうど良くなるかと思います。

グラスサーバーにお湯を注ぐ様子。ここからポットに戻していきます
ナオ
ナオ

普段、沸騰したらすぐに注いでました…お湯の温度も大事なんですね!
あとお湯の注ぎ方で気をつけるポイントはありますか?

岩井代表
岩井代表

コーヒーフィルターの端にお湯を当ててしまうと粉にほとんど触れずにお湯のままドリップされてしまうため、粉に直接的に当たる範囲内で回し淹れることが重要です。

ナオ
ナオ

今まで思いっきりフィルターに直接当たるように外側まで回し淹れてました…。

岩井代表
岩井代表

なので、注ぎ口は細い方が良いですね。

ナオ
ナオ

あと何回に分けて淹れるかも、毎回すごく悩みます!

岩井代表
岩井代表

本当は細かい抽出メソッドがあるのですが、まずは「トータルで5回に分けて淹れる」と覚えてください。
例えば湯量が300gの場合、60gずつ5回に分けて淹れていきます。

ナオ
ナオ

どのくらいのペースでお湯を注いでいけば良いですか?

岩井代表
岩井代表

本当は細かい抽出メソッドがあるのですが、まずは「トータルで5回に分けて淹れる」と覚えてください。
例えば湯量が300gの場合、60gずつ5回に分けて淹れていきます。

ナオ
ナオ

どのくらいのペースでお湯を注いでいけば良いですか?

岩井代表
岩井代表

こちらも考え方が色々とありますが、45秒間隔で注いでいくと良いかと思います。

ストップウォッチで45秒ずつ待って、ていねいに注いでいきます
岩井代表
岩井代表

最初の2回はテイストの調整、残りの3回は濃度の調整(まとめて注げば薄くなる)の意味合いがあります。まずは説明した方法を参考に、自分の中の基準・ルールを一度作って、そこから自分好みに湯量や注ぐ回数を調整してみてください。

正確にはかって淹れた一杯。もちろん大変美味しく頂きました☆
岩井代表
岩井代表

色々と話しましたが、あまりこだわり過ぎずに、自分が美味しいなと思う淹れ方をゆったりと探していくのが、もっとも大事なポイントですね。

ナオ
ナオ

それを聞いて肩の力が抜けました…!自分の好きな淹れ方を探るところから、コーヒーの世界を楽しんでいきたいと思います!本日はありがとうございました!!

「いわい珈琲」とのコラボ商品「きらめくストアオリジナルブレンド」(豆/粉)はこちらからご購入いただけます。今回のコラムを参考に、コーヒー好きの方はもちろん、コーヒーを普段飲まない方もオリジナルブレンドであなたのお気に入りの淹れ方を楽しんでください☆

購入ページはこちら
タイトルとURLをコピーしました