
道央きらめき発掘大使のミホです。
今回は北海道小樽市の「有限会社深澤精肉店」さんの看板商品「小樽スモーク」をご紹介します!
<今回お話を伺った人>

深澤社長
脱サラして帰郷し老舗精肉店を継いだ4代目。
<きらめくストア スタッフ>

道央きらめき発掘大使ミホ
「美味しいものは一晩でぺろりと平らげる」をモットーの食いしん坊インタビュアー。
小樽スモークは「牛サガリ」が特にお気に入り。

本日はよろしくお願いします!
さっそくですが、燻製を作り始めたきっかけを教えてください。

先代(父親)が自宅でスチール製のロッカーを自ら細工してその中で燻製を作り始めたのがきっかけです。ところがその時、すぐ近くに消防署があったのですが、燻製の煙を見て驚いた消防署から煙が出ている!ということでお叱りを受けたこともあったそうです。


深澤精肉店さんで作られている燻製は何種類くらいありますか?

常時ソーセージ含めて20種類前後あります。(2025年3月時点)
新商品は実際に市場の店舗に並べ、お客さまの反応を見ながら継続するか決めていきます


燻製を作る時のご苦労はありますか?

色々ありますが、ひとえに「時間がかかる」ことです。ありがたいことに大量に購入してくださる方もいて、今日ほしいと言われても用意に時間がかかるのですぐにできないんです。
燻製は製造に2週間程度かかりまして、急ぐと味が上手く肉にしみ込まないんです。
丁寧に下処理をし、肉の種類ごとの水分調整も難しいですし、また、夏場は塩味をほんの少し変えたり微調整することもあり、そういう調整が難しかったりします。
コロナ禍があけてからはお客さまに出す商品を更に質の良いものにしたいと味を追求するようになりました。




港町の小樽でなぜ精肉店をはじめたのでしょうか?

初代が群馬から北海道に来て、精肉屋に勤めていて、その後、樺太に渡り養狐業をはじめました。
なので肉を扱うのも慣れていました。当時、馬肉も取り扱い売っていたものの、戦争が始まり、全てを没収されてしまいました。やがて、終戦をむかえ何もなくなった状態で、北海道に戻った2代目が昭和28年(1953年)に深澤精肉店を復活させました。
その後、先代が精肉だけでやっていくには限界があると感じ、燻製を始めました。


新規のお客さまに改めてお話ししたいことはありますか?

商品を通し、お客さまに安全・安心をお届けできるよう努力して小樽で4代続く精肉店になりました。まずはお試しに一度、買っていただければ、良さを実感いただけると自負しております。
ぜひ、よろしくお願いします。


本日はありがとうございました!
