道南きらめき発掘大使のシバケンです。今回は北海道七飯町にある有名老舗豆腐メーカー「日乃出食品株式会社」さんの手掛けるショップ「Jimo豆腐Soia」の看板商品「豆腐生チョコ」をご紹介します！ 

本日はよろしくお願いします。
まずは、「Jimo 豆腐 Soia」という店名の由来について、お伺いしてもよろしいでしょうか。

地産地消を大事にしたいという観点から「地元」、そして私たちがこだわりをもって作っている「豆腐」を掛け合わせ、「じもとうふ」がうまれました（笑）。 「Soia」はイタリア語で大豆を意味する言葉であり、以上の３つの単語を合わせて「Jimo 豆腐 Soia」という店名になりました。

なるほど！そういった由来があったんですね。
では次に、豆腐生チョコを作り始めたきっかけを教えてください。

最初は、おからを活用したおからドーナツや豆乳プリンを展開していましたが、バレンタインに向けた商品を模索しているなかで、スタッフの1人が試作してきた豆腐生チョコのポテンシャルの高さに可能性を感じ、商品化まで一気にこぎつけました。

この豆腐生チョコにはどのような特徴があるのでしょうか？

自家製豆腐を４７％使用し、そのほかの材料もカカオパウダー・ココナッツミルク・きび砂糖と材料はすべて植物性のものをつかっています。
また、グルテンフリーでもあるので、罪悪感がなくお召し上がりいただけます。

自家製豆腐が４７％も入っているんですね！
罪悪感がないのを言い訳に私もついつい食べ過ぎてしまいます。
日乃出食品さんで製造されている豆腐にはどのようなこだわりや特徴があるのでしょうか？

当社の豆腐に使われる大豆は、地元で収穫された大豆を用いています。道南の大豆は甘みとクリーミー感が特徴であり、それを最大限活かすために、工程の大半を手作業で仕上げ、出来立ての味と香りを楽しめるよう生豆腐でお届けしております。
また、水は函館横津山系の伏流天然水を使用しており、苦汁も他の添加物を含まない塩化マグネシウムのみを使用しております。

文字通り厳選された材料を用いて製造されているんですね。
私もできたてを食べさせていただきましたが、とても大豆の味と甘味が強くて大豆のプリンを食べているのかと錯覚しました！
豆腐の製造にあたってなにか苦労されたことはありますか？

できあがりの豆乳の不安定さには大変苦労してます。豆ごとに浸かり具合が異なるため、豆の焚き加減や最終的にでてくる豆乳の状態は日々違います。また、温度や湿度も影響するため、数字だけでは追えない職人の勘が必要になります。
豆乳が固まらず失敗するときもあるので、そのときはよく絶望してますね（笑）。

まさに職人技によって作られていたというわけですね。
豆腐生チョコの製造の際にも、何か苦労することがあるのでしょうか？

見た目も品質のひとつであると考えているため、この豆腐生チョコは１つ１つ手作りしています。そのため、ありがたいことにたくさん注文を頂いた際には、少し大変です。

おすすめの食べ方はありますか？

おすすめの食べ方としてはなめらかなくちどけを楽しむために冷蔵庫でしっかり解凍したうえで食べるのがおすすめですが、暑い時期には半解凍でひんやりチョコアイスとしても美味しくお召し上がりいただけます。

そのまま食べても十分美味しいのですが、コーヒーや紅茶、洋酒などとも非常に相性が良くおすすめです。

工藤社長は休日によく遠方の催事へ商品販売の出張に行かれていますが、今後の展望はどのようにお考えですか？

私たちの豆腐はただ商品棚に陳列されているだけでは魅力が理解されないので、直接魅力を説明しに行っています。そこで固定客を増やすことで、広くお客さまに私たちの豆腐の魅力を知ってもらい、町外から足を運ぶお客さまを増やしたいと思っています。

また、「Jimo 豆腐 Soia」では、アレルギーをお持ちの方々へ選択肢を広げられるようにすることを目標にアレルギーフリーでみんなが楽しめる商品を引き続き開発していきます。

町外から足を運ばれたお客さまということで、先日、鈴木直道北海道知事が、日乃出食品さんにお邪魔して豆腐生チョコを召し上がる動画を拝見させていただきました。
（動画はこちらになります）

ありがとうございます（笑）。
鈴木知事もこの生チョコが豆腐でできていることに驚いており、味にも絶賛していただきました。

知事も絶賛するほどの豆腐のポテンシャルと豆腐生チョコの魅力、、、すさまじいですね。
魅力に引っ張られて食べ過ぎないように気をつけたいと思います。

本日はお忙しい中お時間いただき誠にありがとうございました！