
きらめくストア事務局のリサです。今回は、小樽の街角に静かに佇む和菓子店「つくし牧田」さんにお邪魔しました。昭和45年創業、半世紀以上にわたり、伝統と創意を融合させた和菓子づくりを続けてきた名店です。
「春のつくしのように、まっすぐに伸びる商いでありたい」――そんな願いが込められた店名の通り、つくし牧田さんの和菓子には、揺るぎない職人の信念と、美しさへの真摯な眼差しが息づいています。

<今回お話を伺った人>

牧田さん
つくし牧田の2代目。23歳から本格的に和菓子づくりを始め、今年で約40年。小学生の頃から父の手伝いで和菓子作りに触れていた。
<きらめくストア スタッフ>

リサ
牧田さんの和菓子のファン。特に練りきりと和三盆が大好き。

ありがとうございます。もともと小樽に住んでいて、父が干菓子の卸をしていたのが始まりです。店舗販売を始めてから、生菓子や焼き物も手がけるようになりました。

つくし牧田さんの和菓子は、動物モチーフがとても可愛らしいですね。シマエナガの練り切りはいつ頃から作られていたのですか?

実はシマエナガが流行る前から作っていました。若い人にも和菓子を楽しんでもらいたいと思い、犬や猫などの動物モチーフを作っていたんです。シマエナガは、妻が「かわいい」と言って作り始めました。最初はあまり反響がありませんでしたが、ある写真家の方がSNSで紹介してくださったことで注目され、そこから一気に話題になりました。


SNSの力はすごいですね!マスコミにも取り上げられて、行列ができたと聞きました。

はい、驚きました。でも一番大事にしているのは味です。見た目ももちろん大切ですが、美味しいものを届けたいという想いが一番です。生地は父のレシピをそのまま使い、素材も一切変えていません。粉の種類ひとつで、味も柔らかさも変わる。だからこそ、先代が選んだ素材を守り続けています。

干菓子の和三盆も作られているんですね。

はい。和三盆には四国から仕入れた和三盆糖を使用しています。和三盆は、口に入れた瞬間にふわっとほどけるような食感と、上品な甘さが特徴です。しまえながの和三盆は、見た目の愛らしさと、口の中でふわりとほどける上品な甘さが両立しており、贈り物にも大変喜ばれています。


干菓子も練り切りも、どちらも魅力的ですね。ちなみに、練り切りは1個作るのにどれくらい時間がかかるんですか?

デザインによっても異なりますが、だいたい1個当たり3分程で作ることができます。色の入れ具合も難しくて、ばらつきが出ないよう細かく調整しています。練り切りの生地を作る際は手の感覚が重要で、湿度や気温によっても調整が必要です。あんこは火加減ひとつで舌触りが変わるため、微細な調整を重ねます。夏はあんこが柔らかく、冬はかたくなる。機械では測れないため、手の感覚がとても重要です。


そして今回、特別に「桜の練り切り」を作る様子を見せていただきました!
さくらの練り切り









桜の練り切りの制作工程を見せていただきありがとうございます!
つくし牧田さんの和菓子には、優しい雰囲気と、どこか凛とした美しさがありますね。

ありがとうございます。和菓子には300年続く歴史があります。江戸時代から変わらない意匠もある。だからこそ、私は日本の“わびさび”を感じてもらえるような菓子を作りたいと思っています。

本日は、伝統と創意が息づく和菓子づくりについて、たくさんのお話をありがとうございました!
エネモの練り切り

北海道電力の公式キャラクター「エネモ」が、つくし牧田さんの職人技で練り切りになりました!可愛らしい見た目は食べるのが勿体ないほど。きらめくストア限定販売です。
シマエナガの練り切り

感謝や尊敬の気持ちを伝える花「りんどう」を持ったシマエナガの練り切り。敬老の日におすすめです!こちらもきらめくストア限定販売です。
シマエナガの和三盆

シマエナガモチーフの和三盆は、上品な甘さと、ほろっとしたくちどけが特徴。見た目も味も上品で、贈り物にもおすすめです。


