
今回は、北海道苫小牧市にある「北海道ブルワリー」さんにお邪魔しております。飲食業をルーツに持ち、北海道内では珍しくレストランに併設した醸造所でクラフトビールづくりを行っているとのこと。北海道ブルワリーの髙橋代表に詳しくお話を伺いました。

<今回お話を伺った人>

北海道ブルワリー&ビアキッチン 髙橋代表
苫小牧市出身。高校卒業後アメリカの大学へ進学。卒業後、国内に戻り保険代理店勤務を経て、家業の飲食業を継承し不動産業の開始等、事業拡大に励む。50代で新たにクラフトビール事業に挑戦し、クラフトビール醸造所に併設されたレストランで日々、美味しい料理とお酒の提供に努めている。
<きらめくストア スタッフ>

道央南きらめき発掘大使 タツヤ
ビールや日本酒などお酒に目がない。家飲みで美味しくいただけるお酒を探している。

本日はよろしくお願いします!
早速ですが、クラフトビールの醸造を開始したきっかけを教えてください。

もともと飲食業をやっていたので、商工会の仲間たちと「苫小牧の食に合う、地元のお酒が欲しいよね」という話をしていたんです。
そんな時に、知人でクラフトビールを醸造している人がいて「ビール造りに挑戦しよう」と思ったのが始まりでした。


醸造は最初から自社でできたのでしょうか。

いえ、最初は右も左も分かりませんでした。そんな中で、名乗りを上げてくれたのが副代表の高橋でした。苫小牧で有名なラーメン店「味の大王」の社長でしたが一念発起。ビール造りは全くの未経験でしたので、北海道・江別市のクラフトビール醸造所に学びに行くところからスタートしました。


そこから醸造所が完成しビール醸造を開始するまで、いくつもの困難があったそうですね。

最初は2年くらいでできると思っていました(笑)。建物や設備等の資材高騰、製造免許の取得等あらゆる課題に対応する必要がありました。さらに、コロナ禍でもあったことから何回も計画変更を余儀なくされ、結果的に構想から3年以上かけ、製造販売に至りました。


ブルワリー名が「北海道」ブルワリーとなっていることも特徴ですね。

一般的に地方でクラフトビールを醸造する場合は、地域名(今回であれば苫小牧)を名称につける場合が多いですが、あえて「北海道」としました。
ゆくゆくは北海道を代表するブルワリーになりたいことや、名前を付けた以上「ちゃんと美味しいものを作り続けなきゃいけない」というプレッシャーも含めて、我々の覚悟を名前に示しています。


さまざまな困難を乗り越えたビールを私もいただきました。ビールの印象として、非常に「飲みやすい」と感じました。

私たちは「食事と一緒に飲み続けられること」を最優先にしています。50代から始めたブルワリーだからこそ、派手さよりも、毎日の食卓に合う味を作りたいんです。

苫小牧にゆかりのある素材も多く使われているんですね。

一番大事な「水」は苫小牧の水道水を利用しています。苫小牧は「水道水のおいしい10万人以上の都市」にも選ばれているんです(※)。
さらに、苫小牧産「ヤチヤナギ」を使用したビール(カムイゲイル レタラ)など、苫小牧ゆかりの素材も積極的に活用しています。
(※)昭和 60年、厚生省の「おいしい水研究会」は、全国 10万人以上の 198都市の中 から水道水のおいしい都市として 32都市を選んでおり、北海道では苫小牧市と帯広市の二都市が選出されている。


おすすめの飲み方はありますか?

まず、グラスに注いで飲むことをおススメします。冷蔵庫から出してすぐの状態よりも、グラスに注いで、少し温度を戻すと香りが立ちます。
ワインのように、時間と一緒に変化を楽しんでほしいですね。


本日は北海道ブルワリーさんのクラフトビールの魅力をたくさん知ることが出来ました。
髙橋代表、ありがとうございました!


